one / pair _soupコラボ靴下について



【 one / pair  soupコラボ靴下 】


毎年の恒例となっています、hacuさんとのコラボ企画は、tonari 主宰の yumiko sotohataが企画をしています。 作家のセレクトからコンセプト、コラボの内容についての企画発案など。

hacuさんのご厚意により、毎年、自由な発想でのコラボ企画が生まれています。


過去のコラボ企画です >>>




soupさんは、紙もの作家として、以前にも tonariにて企画展をやっていただいたこともあり、よくInstagramの写真を眺めていました。

一枚の紙からコラージュされた欠片が抜きでてきて、違うかたちで、違う場所にいる。

soupさんの作品の上で起きている、その変換の仕方が面白くて。

欠片は離れて止まっているというより、パーツになることでより自由に、好きなように動いていく、というイメージ。


コロナ禍で、気がつけばニューノーマルという生活様式となり、ソーシャルディスタンスはわたしたちを、繋がりから個へと、徐々に間を隔てていきました。

その状況と、soupさんの作品イメージがどこか共鳴する気がして、今回のコラボ企画へとお誘いしました。




わたしからの、soupさんへの投げかけは、このような言葉で。

「一枚の絵からコラージュされた欠片が抜きでてきて、違うかたちで、違う場所にいる。」

「欠片は、パーツになることでより自由に、好きなように動いていく。」

「靴下に写し取られたそれぞれの欠片を、足元にたずさえて歩く。個のようでいて、元のところでは実は繋がっている」 




soupさんは、作品を通して、手紙のお返事のように返してくれました。



〇one/pair 

コラージュで封筒をつくるとき 

図案を封筒の型でくり抜くとできる境界線 


その境界線を隔てて生まれる、新しいかたち 


封筒から生まれたかたちが 

靴下に乗って、あなたとあるく




〇letter, sentence, writings 

あたらしい習慣になった朝の散歩 

まいにち出会う、同じだけど違う景色


手紙を書くように景色を描いて 

会えない人に届くように  






● soup paper & things / asako nakano 

ハンドプリントと印刷の間をいったりきたり

シルクスクリーンプリント・紙版画などの版画技法による紙作品

ロゴ・パッケージのデザイン