け し き miho taguchi + granite exhibition


 

miho taguchi + granite exhibition

2023. 9/22(金)ー10/1(日)

open 13:00ー19:00

close 9/26(火)・27(水)


graniteの石のプロダクトシリーズは、石の個性を生かしながら、潔くかたちづくられる。

オブジェ、ブックエンド、植物を飾る器や皿、アロマディフューザーなど。

地球の記憶を内包するその存在感、ゆったりと静かな時間が流れているように感じます。


妹の田口美穂さんの描く絵は、やさしい色彩と、筆触の残る線と面でシンプルに構成されている。

眺めていると...幾重にもレイヤーが見え隠れするように感じられたり、流動しているようにも感じられて。

曖昧さの隙間にあって、するりと流れだす心地よさ。つかみきれない感じが興味をそそる。



「けしき」という言葉には、風景だけでなく、物事が動き出そうとするきざしの意味もあり、立体の石の作品と、平面の絵画とが、 tonariの空間でどう呼応し、動いていくのか....のんびりと眺めたいと思う。


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絵を描く手始めに、紙に鉛筆の線で落書きのように描く。

一手が決まれば、あとは画面に従い線を置くように描くので、

窓からの風景を描いていてもそこからは遠ざかってしまう。


石の模様を景色などに見立てることは昔からされてきたらしいが、

石を見てこういう絵を描きたいと思うことがあって、

何億年か前にすでになされている事実に嫉妬してしまう。

(田口美穂)



granite(田口聡子・美穂)

岐阜県生まれ

石屋の家に生まれ育った姉妹によるユニット。それぞれ版画や絵画を学び、2015年より石のプロダクトを共同で手がけている。「granite(グラニット)」とは花崗岩を意味し、石を生活の中で身近な存在にすべく、暮らしの品を製作している。

https://www.instagram.com/granite.tt/



田口美穂 /画家

眺めのよいところに引っ越したので最近は風景を描いています。

https://mihotaguchi.blogspot.com


略歴

1981 岐阜生まれ

2006 名古屋造形芸術大学洋画コース卒業

主な個展

2022 明るくする/see saw gallery+hibit(名古屋)

2021 山山/Art space & cafe Barrack(愛知)

主なグループ展

2016 MAT, Nagoya Studio Project vol.3

2014 イタヅクシ/See Saw gallery+café、

愛知県立芸術大学サテライトギャラリー(2会場・愛知) 

2008 drawings 考える手(公開制作)/名古屋市民ギャラリー矢田



◉ tonariのおいしいもの

菓子屋オオデマリー|焼菓子  (限定数・完売にて終了)


ザクザク、さくさく、ぽりぽり、

少し幸せになれるお菓子作りをしています