2020_Calendar 月と糸

来年のカレンダーは、ご用意されていますか?
tonari トナリに、物語のようなカレンダーが届いています。月ごとに綴られる、ことばと絵。

封筒の表紙の絵は、一つ一つ描かれたもの。プレゼントとしても。また来年の自分のために。

月と糸

ある町で、ひっそりと営む、洋服のお直し屋「月と糸」。

店主はそこで、街の人たち、家族、そして自分自身の洋服に

糸を通し続けてきた。時には、月の灯りを頼りに。


月と糸に通う店主の孫娘は、祖母が働く姿を眺めるのが好きだった。

何故そう思うのか?

その答えを見つけるために、彼女は祖母のこと、月と糸のこと、

そして店のなかで息づく、道具のことをスケッチする。

祖母の塗った糸の後を追いかけるように。

只松靖浩 story
2009年から2018年まで、文具店sowaleを福岡とベルリンで営む。

自身で綴ったことばで、様々な作家とともに、展示会を企画、開催している。


藤田千晶 illustration
日本、フランス、ドイツにルーツを持ち、誰かの心にそっと寄り添える

ような物語や、メッセージをテキスタイルに込めて制作している。